江戸村 アトランティス 2018年01月20日 ●今日はよもやま的に。<山幸の話>●フルリ→すばる星→プレイアデスというのは単なる類推なんですが、プレイアデスの記事を見ると色々おもろい発見があるすな。 なんだかアトランティスに関係する言葉が色々出てくる。●大地の神アトラスと、海の精霊であるプレイオネが結婚してプレイアデスの7姉妹が生まれたという。 ミタンニ地方って内陸の山奥ですよね。山岳民族。それがどっかの海洋民族と結びついてミタンニ諸王国が生まれた。あるいは繁栄した。…という事なんでないかな。●ミタンニはシュメール、ヒッタイトはおろかエジプト、インドとも関係が深かったそうだし。エジプトのヒュクソスそのものではないにしても、それと関係の深い民族だったかもしれない。つまり一度エジプトを支配してた、という可能性もある。●つまり山奥にいながら海上にも力を持ってたという事だと想像してますが。この山の神+海の神の融合は…日本にもたくさんある。というか古事記にも山ほど出てくる。 大地の神・山の神というと山幸彦を思い出すんですがね。 この山幸彦の本名が火遠理(ホオリ)という。なんか思い出しませんかね。フルリです。●ミタンニ地方を追われたフルリ人は、コーカサス地方に逃げてったという。コーカサスといえばすぐ南にイランがあります。イランといえば拝火教です。火です。だから火遠里。 んでもって火を司る神官長、という意味で諏訪の大祝(おおほうり)。…まあトンデモですが。●フルリは英語だとhurrianです。これがflame、fireの語源になったんじゃないか。フルリ人は火を崇める民族だったんじゃないか。それがイラン地方に定住して拝火教になったんじゃないかという想像です。 だいたい拝火教のマギがかぶってる赤い帽子がフリギア帽です。これをサンタクロースもかぶってた…。●日本に赤い帽子かぶってる神様なんていないじゃないか…と思われるかもしらないけど七福神のエビス様がおられます。えべっさんです。 聖書だとフルリ人はエブス人と呼ばれてます。<金星の話>●だから周の太伯ってのは伝説の存在かもしれないけど、よほど中東の文化を保存したままアジアに渡って来たってことですよ。 近ごろ利根川図志って本見てたら「太白は金星」という説明があってんですがね。占星術では常識なのかな。ちょっと呆気にとられたすな。 金星=イナンナ(イシュタル)です。●イナンナ信仰というのはシュメールだけじゃなくてその周辺でも信仰されていた。ミタンニ・ヒッタイトだとイナラシュになり、地中海だとアスタルテになり、ギリシアだとアプロディテになったとか。エジプトのイシスとも同根かもしらない。 とするとアマテラスってのも…まあいいやな(ぉ●イナンナ(アスタルテ)は手に葦を持ってますね。イシスは麦穂を持ってます。どっちも豊穣の象徴だからです。 葦なんて食えねーじゃねーかと思うけど、葦は生活必需品になります。イナンナ→アスタルテ→アシュタルテが持つ草。という意味で葦(アシ)。 んでもって日本で豊穣の象徴ってなんでしょうか。米ですね。だからイナンナの草という意味で稲(イネ、イナ)。 まあ言葉遊びみたいなもんですが…。<猿の話>●以前「クシのサルレオ!」で終わったけど、あの讃留霊王ももとはサルレ王だったと思います。 んでもってキシュの王サルゴン。本来の読みはSharru kin(シャル・キン)。なんでかRが2つ並んでます。サッルかもしらない。 んでもってキンはシュメールの本来の名であるki-en-gir(キエンギ)で土地の王って意味なのかな。Kingとか公・君(キミ)の由来かもしらない。日本にも猿女君(さるめのきみ)っていたけどやっぱりキミがつきます。 とするとシャルキン、サッル王、サルレ王、サルレオとなるわけで。●シャルというのはアッカドの太陽神であるシャマシュ(ヒッタイトではシャルマ。シュメールではウトゥ)から来てるんだと思いますが。イナンナの双子の兄弟です。 サルゴンは母親が神殿娼婦であり、卑賤から身を起こして大王になったというけど、その母親というのは太陽神殿の巫女だったかもしらない。だからみずからを太陽神の子、太陽王とした…という想像。 サルゴンの名はシュメール人にとってよほど強烈だったらしく、以後同地を支配する王者もサルゴンを意識してたといいます。八幡太郎みたいなもんだろうか。●このサルゴン(太陽王)信仰も日本にやってきてサルレオとして信仰されてた。そのサルレオに「猿」の字を当てた。以前のサルタヒコがそれです。 んでもってサルレオも名前を変えて讃王→山王になる。 山王といえば日吉神社です。太陽信仰です。この山王信仰もやっぱり由来不明なのです。●で、日吉といえば日吉丸、豊臣秀吉ですね。信長から「サルサル」言われてたけど風貌が猿っぽいから呼ばれてたんじゃないですよ。日吉信仰(山王)のお使いが猿だからです。 んでもって卑賤から身を起こして大王になる…サルゴンの来歴に似てる気がします。因縁というか何というか。●太陽信仰といえば他にもありましたな。宇都宮(うつのみや)です。 太陽神の宮殿。だからウトゥの宮。 そのウトゥの宮のそばには何があるか。日光です。 んでもって日光といえば猿軍団です(これは蛇足●シュメールの話してるけど日本に残るシュメールの痕跡は、オリジナルから直接、という意味じゃなく、フルリ人(エビス様)を介しての伝播だろう。と想像してます。 エビス様は七福神(プレイアデスの7姉妹)、七福神は金比羅船々、んでもってサルレオ様は金比羅山の麓に祭られている。 結局えべっさんだ(どういう PR
フリ鳥 アトランティス 2018年01月19日 ●なんかシュメールシュメール書いてるけどシュメール本体が発祥だったか分からんですけどね。 前にも書いたようにミタンニ小王国群とかマリ王国とか、ミタンニ発祥であるウラルトゥとかだと思うんですけどね。●これらの小国群はシュメールからは文化的影響を受けつつ、ヒッタイトからは金属器による影響を受けた。文化的にはむしろヒッタイトより上で、ヒッタイトは軍事的では優位でありつつ、文化的にはこれらの小国から影響を受けてた形跡がある。ローマとギリシアの関係に似てる。 こういう周辺諸国のほうが中央の文化を保存・継承してくもんすな。日本人があまり形を変えずに漢字を継承してくのに似て。●ミタンニ…というけど何だかたくさんの小国で分裂してた。これらの小国がどうなったか…というのは前回よく調べなかったんですがフルリ人で見たらけっこう詳細に書いてあった。 やっぱりヒッタイトとアッシリアにボコボコにされてる。んでもってBC13世紀ごろには全消滅してる。●この小国に分裂して統一しない。というのは遊牧民にみられる特徴すな。長男・次男・三男に遺産を分割相続させるんで一つの勢力がどんどん分かれてく。つまり封建制のルーツですが…。ヨーロッパと日本がそれを持ってた…というのはたんなる偶然じゃないすな。根っこは同じなんです。●周王朝ももとは分割相続の騎馬民族であり、それが殷の領域内に転居することで殷化して古来の風を捨てた感じもする。そう状況で長男の太伯は「伝統を捨てるのはイヤだ。殷人になるのはイヤだ」といって出奔した…という見方もできる。 でも殷化(中国化)したあとも周は本来の分権制をひきずってしまい、諸国に分裂し、春秋戦国時代になる。 こういうケースは五胡十六国の時にたくさんあったと思うんですけどね。漢民族化するのを嫌ってずっと胡風を押しとおした国とかあったろうし。 まあ封建制はどうでもいいんすが。●このフルリ人のルーツ…というのを見てちょっと意外だったんすが、もとはコーカサス山脈の麓にいた遊牧民みたいすな。アッシリア北方の「スバル」から来たというけど、そのスバルというのがどこかは不明。高天原とかアスガルズみたいな神話・観念上の理想郷だった気もする。 ということはフルリ人たちは自分達のことを「スバル人」と呼んでた可能性もある。●つまりフルリ人は根っからのオリエント人じゃないんで。紀元前25世紀中央アジアからやってきて…その時に馬を持ちこんできた。それ以前メソポタミアとエジプトに馬はいなかったらしく、この彼らの持ちこんだ馬が両文明の隆盛をもたらしたんではないか。でもって両文明から「傭兵」として一目置かれてたフシがあるすな。 ミタンニ地方にたくさんの国々を建て、シュメールに匹敵する(シュメールが滅亡した後はオリジナルを凌ぐような)文明を築いた。 ただ小王国連合という状態だったために統一国家&鉄器文明であるヒッタイトやアッシリアの侵攻を受け、紀元前13世紀ごろには全消滅した。…という流れかと。 一説には故郷のスバルに帰ったともいう。つまりコーカサス山脈。●この前13世紀ごろに消滅した…というのが重要です。なぜならその100年後におこるカタストロフ…その大変動の主体が誰だったかを解くカギになると思うからです。 このカタストロフの打撃を一番受けたのは誰だったか。ヒッタイトですね。つまり一度中央アジアに逃げてったフルリ人が、100年の間に実力を養い、遊牧民を率いてふたたびオリエント世界に逆流してきた。つまり復讐だったと考える事もできる。 でもそんな事はヒッタイト側は忘れてるので「誰そ彼」という間に滅んでいった。その謎の遊牧民もさんざん地中海世界を引っかきまわした挙句、歴史の中に自然消滅していった。●でも中央アジアに逃げていったフルリ人(スバル人)が全部地中海に乱入したか…というと違うと思います。その後の世界史の流れを見ると4つのケースが考えられます。①中央アジアにとどまって騎馬民族化したグループ(スキュタイ人・トゥルク人)②東方へ向かって半農半牧になったグループ(周・大月氏・朝鮮人・日本人など)③西方に向かってカタストロフを引き起こしたグループ(海の民・ギリシア人・トロイア人など)④北方へ向かって北欧の少数民族になったグループ(北欧人、ノルマン人、サーミ人など) この他にウラルトゥ王国を築いたグループというのもあるけど省略。 本来フルリ人などは古代オリエントに現れた一勢力にすぎないんですが、古代のある時期に中央アジアで分裂して各民族の祖になった事が重大なのです。●このスバル人の足跡…というのは世界に残る「古墳」の分布見ればわかると思います。シュメールの後継者であるミタンニ諸王国はその文明の粋ともいえるジッグラトを有してました。スキュタイ人のグルガン、秦の始皇帝陵、日本の古墳、高句麗にもジッグラトそっくりな墳墓があります。 でもう一つ忘れちゃならないのがアメリカです。インディアンのマウンド文化。マヤ・アステカのピラミッド。実にジッグラトそっくりです。スバル人は海を渡ったとしか考えられません。●というのは空想ファンタジーの世界なんですが、ハプログループRの図を見ると…なんとなくスバル人の足跡が見えてきませんかね。注目すべき点はアメリカ大陸にも分布してるってことです。でアメリカの場合はそのルーツが「はっきりと結論が出ていない」という点です。つまりどうやって渡ったのか分からない。 おいらはサーミ人がその鍵を握ってたと思うんです。●サーミ人はフン人発祥、というけどフン人(騎馬民族)の特徴である馬を持ってませんでした。たぶん北極圏は寒すぎて馬が生存できないのかもしらない。 じゃあ代わりに何に乗ってたか。トナカイです。 このトナカイの分布図を見ると…やっぱりハプログループRのそれに酷似します。んでもってやっぱりアメリカ大陸にも及んでいる。 トナカイといえばサンタクロース。サンタクロースといえば赤い帽子。赤い帽子といえば…詳しい人なら知っている。拝火教のマギです。●もうひとつの証拠は「フルリ人が膠着語を用いていた」という点です。この膠着語の分布を見ると…前2者の分布の仕方に似ている。やっぱり北極圏が濃厚です。 アメリカ大陸の表記がないけど、エスキモー・アリュート語族、マヤ語族などが限定的ながら膠着語を用いているという。 ちなみにヒッタイトは非膠着語です。●ならどうやって渡ったか…ベーリング海ルートか…というヒントをくれたのがトナカイの分布図でした。なんでか北極海の島々にも住んでますね。どうやって渡ったのか。人が運んだとしか思えません。 でもってその中のひとつの島の名前を見て「うなっ」となったんですが。 スヴァールバル諸島。そういえばあったなぁ…と。 スヴァルはSvalbardi(寒冷な)が語源らしいけど、おいらはどうしてもスバル人が浮かぶんですけどね。というかスバルにはもともと「寒冷な地方」という意味があったのか。 ちなみに日本でも寒いことを「しばれる」言いますね。あれも不思議な言葉です。●このスヴァールバル諸島はふつうの地図で見てもわからないですが、地球儀を上から見ると(グーグルマップの3Dモードで見ると)意外なほどグリーンランド、カナダに近い。もし北極海が氷結したらトナカイで渡ることもできたかもしらない。…簡単に書いてるけどトナカイ、およびハプログループRの分布図を見るとそうとしか思えません。 なんらかの事情があって海を渡ったサーミ人。その末裔がインディアンになり、インカ、マヤ、アステカ文明を築き…と考えると胸熱すな。 ちなみにスキュタイ人が持ってた「討ち取った敵将の頭の皮を剥ぐ」という風習をなんでかインディアンも持ってましたね。あれ強烈すぎるほどの証拠だと思うんですが。●アメリカ先史文明が青銅を知っていても鉄器を知らなかった、あるいは馬を知らなかったのは以上の理由によります。鉄が広まったのはヒッタイト崩壊後のしばらく後のことであり、それ以前に北欧に渡ったフルリ人の一派があり、彼らは鉄器を知らぬままアメリカ大陸に渡っていった。 馬は寒冷な北極海を渡るために持ちこめなかった。かわりにトナカイです。●アステカの名の由来は北方にあるアストランというけど、その絵を見てある湖を思い出したんですが。コラ半島のイナリ湖です。というかコラ半島にある湖はたいてい多くの島々を有してます。 北欧の人間ははるか東方にアスガルズを思い描いたけど、アステカの人間は北欧こそアストランだと考えてたんではないか…。まあ空想に類する話ですが。 ケッツァルコアトルが「白い神」であったことも留意すべき点だと思います。●ほとんど簡略化して書いてるので舌足らずな点も多いですけどね。このフルリ人の別名であるスバル。これを星の名前として記憶してる民族がいましたね。あえて書かないけど。 でスバルといえばプレイアデス星団。フルリ、プレイアデス…響きがどこか似てませんかね。プレイアデスの7人姉妹というのはフルリ人によるミタンニ諸王国だった。あるいはミタンニ崩壊後のフルリ人の運命を描いたもんではないか。真偽はともかく、そう考えるだけで楽しいすな。 という何らかの前「フリ」を残して終わる(ぇ
室鳩巣 アトランティス 2018年01月17日 ●なんか書く時はいつも要約・省略して書くんで、書かない事もけっこう多いんすな。全部書いてると読む方も大変だろうし。 AT・ASの近くにはたまに「ムロ」もあるなという話です。なんだムロって…。●渥美半島の付け根あたりに豊橋市牟呂ってあるすな。近くに芦原とか朝丘町とかある。 というか菅江真澄の出身もこのあたりでしたな。●で紀伊の串本町も「東牟婁郡串本町」であり。紀伊半島の南端を牟婁という。というかここが本貫地という気がするすな。 んでもって高知のびょーんと突き出た半島も室戸岬という。空海ゆかりの地。 卑弥呼が都を置いてたという説のある室秋津島宮も御所市室です。おいらはもっと三輪山側だと思ってたけど、近ごろこっちの説に移りつつあり。こっちの方が説得力あるんで…。 じゃあムロって何だと。●で、今まで見た感じだと岬、半島、あるいはその付け根にムロがある感じすな。牟婁郡の説明には「「室」は「周りを囲まれた所」」とあるけど、それは後代の後づけ説明であり、古代人はもっとヘソ曲がりなんで。今まで調べてきた経験上だと…。 で、わからない時はWikipedia先生に聞く…という事で探したらムルマンスクという地名…。 ロシア…却下。●と思ったけど、よく見たら「コラ半島上」にある。で調べたら…あらら…という流れで。 はじめムルマンってのはロシア語から採ってるのかと思ったら、昔からコラ半島の北岸あたりを「ムルマン」と呼んでたらしい。 ムルマン、英語だとMurman。このMurmanがノルマンになり、後にイギリスのノルマン朝を建国する…ということはイギリス人の祖先もコラ半島の人だという事になるすな。 ならコラ半島には何が住んでたか。フン人発祥といわれる…例のサーミ人です。また出てきたよ…何度も出てくるよ。●Murmanという綴りで思い出すのが…どうしてもMerman。人魚すな。 フン人に人魚伝説なんてあったのかな。でもシュメール→古代拝火教→中央アジアの遊牧民→サーミ人という流れでいくと、根っこはシュメールにありそうすな。 そこで思い出したのがオアンネスの伝説です。●今の地図だとよくわからないけど、古代メソポタミアの海岸ってこんな感じだったと思うんです。つまり、ウル、ウルクあたりまで海が迫ってた。 オアンネスの伝説が海岸のものだとしたら、ウルに伝わってた話かもしらない。つまり浦島太郎とは「ウルの男の物語」という事になる。●人類に文明をもたらしたオアンネスは魚人ですね。鱗をもつ半魚人→爬虫類→蛇神信仰が生まれ…と。だからイナンナも蛇女なんだと。乙姫様なんだと。 この蛇神信仰が中央アジア→北欧にも伝播して、ムルマン海岸(人魚の海岸)になり、イナリ湖(イナンナの湖)という地名になったんではないか。 別にシャレで書いてるんじゃなくて…ここの湖はまた後で出てくるのでちょっと覚えといてくんさい。●女神イナンナは天の神・金星の神とされるけどアプスー信仰と習合して、最終的に水の神様みたいになってるすな。 このアプスー(原初の水)はアワとかアブクの語源になったと思ってますけどね。阿波、安房、大洲なんて地名もそうなんじゃないかな。●大洲市について色々書くよりこの昔の海岸線見たほうが早いと思われ。古代人なら「絶対」ほっとかない土地だと思うんすが。 こここそアプスー(原初の水)を体現した土地だ! と思ったかもしらない。というかアトランティスの記述にも似てる気がします。 …余談。●まあこれらの話はどうでもえーんです(ぉ ただムロの語源が知りたかっただけで。 上の話を総合するとどうも「人魚」であり「蛇神」だという流れになるすな。卑弥呼が蛇神に仕えるシャーマンだとすると「室秋津島宮」という意味も通じる気がする。●で、AS・AT、クシ、カモに関わる地名にはたいてい阿曇氏が出てくる。阿曇氏って何でしたっけ。つまり海人族ですね。卑弥呼とされる人の出身も尾張氏(海人族)です。 海人族=マーマン=オアンネス…。ほとんど完璧じゃないすか…(ゴクリ●でこの古代史に重要なカギを握るサーミ人。その発祥といわれる所のフン人…。 でもおいらはフン人じゃないと思うんです。それ以前、紀元前1200年のカタストロフを引き起こしたスキュタイ人の子孫じゃないかと思うんです。 なぜそんな事を言えるのか。それはアメリカ先住民が青銅を知っていても鉄を知らなかったからです。 なんでここでアメリカ先住民が出てくるのか…というのは後日。
アジャンクール アトランティス 2018年01月16日 ●最初はグーグルマップ見てて「なんかアタとかアサのつく地名多いな。なんだろな」ぐらいな気持ちだったんだけど、途中で「アタってアトランティスのことじゃねーのwww」 という事に気づいて、うおおおっ(?)となって、今まで調べてたわけで。 なんで草生やす。●まあ当たらなくても楽しけりゃいいやみたいな。そしたらホントに「アタ氏」というのが古代の日本にいた事を知って「うおおおっ」となったわけで。というか世界中にいたみたいだけどね。 最初から全部知ってて書いてたわけじゃないすよ。●前回シュメール→原始拝火教→大月氏とかテキトーなこと書いてたけど、大月氏の記事見たらちゃんと「月氏はイラン系であるという説が有力だった」とあったすな。ちゃんと見ないもんだからすっぽかしてた。 でもこれは昔の説であって今の説は違うとか何とか…。でもオリエント発祥の「青銅器」を持ってたことは事実ですね。●青銅器が自分から歩いてくるわけないんで、やっぱり運んだ人がいるんだろう。とすると大月氏がイランから持って来たと考えても…そんなトンデモな話じゃないだろうと。 シュメール文明、もしくはヒッタイトが滅んだあとその遺民は中央アジアの遊牧民になった…という個人的な妄想にも合致します。昔っからこういう妄想してたんです。●シュメール、ヒッタイト…というけどそのものズバリじゃなくてその周辺国だろう。強国との戦争にやぶれた弱小国のひとつだろうと思うんですけどね。そこがどこだったかは調べようがないし、面倒臭いです。 ただイシュワ、アジジ、ハヤサという小国群があったミタンニ地方が臭いんですけどね。シュメールやヒッタイトからすれば山奥の辺境です。 これらの国々は…Wikipediaに日本語の説明がないんですが…どうもヒッタイトに滅ぼされたみたいすな。●でこの地方はどうも「風神信仰」が盛んだったらしい。というかヒッタイトでも風の女神イナラシュというのを重視してました。これもWikipedia先生に説明がない。 このイナラシュはたぶんシュメールのイナンナと同一神だと思うんですが…。●ちなみにイナンナは「蛇」であり「金星」の女神です。だから前に「アマツミカボシは金星」という平田篤胤の指摘に「まあそれでいいのかな」と書いたのはそのためであり。 このイナンナは日本で稲荷信仰になったと思うんですけどね。また書くと長くなるんですが…。 昔の稲荷信仰も「稲荷山も古くは蛇神信仰の中心地であったが」と書いてありますね。キツネじゃなかったんですよ。●でヒッタイトのイナラシュにはシャルマという弟神がいる。これはちゃんと説明がある。 イナンナにもシャマシュという兄がいる。シュメール語ではウトゥ(太陽)と書かれる。 ウトゥといえば…ウトゥナピシュティムを思い出すんですが、ウトゥナピシュティムはアトラハシースになり…つまりノアになる。●ここらへんからAS・ATの本来の意味がつかめる気がするんですが。太陽…。 太陽は熱(アツ)い。 太陽が昇る。朝日…。 昇るのはなんも太陽だけじゃない。星も昇るし月も昇る。だから星をastralという。 星は霊魂を司るので霊体もアストラル体。 んでもってフランス語のAscenseur(アサンスール)は上昇するもの、エレベーターを意味する。●ほかにも「主要の」「最高の」「最初の」「父」という意味もあるらしいすな。だから最初の人間は、聖書ではアダムであり、北欧ではアスク。 ケマル=アタチュルクのアタチュルクは「トルコの父」という意味がある…云々。●まあ語源の詮索してるとホントに終わらなくなるんですが…。 このウトゥの名を冠した都市国家があったんすな。それがシッパルです。 この国がどんな国だったかは全然知らないんですが「ナディートゥ」という女性祭司が住んでたらしい。太陽神に祈りの舞いを捧げる巫女さん…というイメージが浮かぶ。 という所で思い出したのが、古事記に出てくるアメノウズメですよ。ウトゥの女→ウズメです。●ウズメさんもアマテラス(太陽神)専属の舞女みたいな所ありますね。ナディートゥだったのかもしらんすな。 このウズメさんの夫になる人がサルタヒコです。そういえば火の鳥にそんな話あったっけな…。●このウトゥという都市は弱小国であって、あまり強い力を持たなかったみたいすな。つまり強い都市国家が出てくるとさっさと降伏しちゃうみたいな。征服したほうも太陽信仰のメッカだから無下にもできない。だから太陽信仰の中心として存続させる。 たぶん英雄サルゴンが出てきた時もそんな感じだったと思います。さっさとサルゴンに降伏しちゃうみたいな。●サルゴン=サルタヒコだとすれば、アメノウズメ(ウトゥ)との結婚話は…「あぁなるほど」となるわけで。トンデモ話はやめられんすな(ぉ じゃあサルタヒコ=サルゴンはどこの人かと。都市国家キシュ。クシ…。 クシのサルレオ!(今日はここで終わり)
サルマタイ アトランティス 2018年01月14日 ●なんで…馬琴さんは修験道の秘密にかかわるような事を知ってるのか…賀茂氏とつながりがあるのか…。というのは無かったと思います。 直接修験者から聞いたんだろうけど。●野田泉光院という修験者の旅行記見ると、この人けっこう泊まった村の人たちに修験道の奥義をベラベラとしゃべってるんすな。 村人にちょっと修験道について詳しい人がいると、「あなたはこれだけお布施をくれたし、その道に志のある人のようだから、よろしい。あなたにだけ特別に修験道の秘密を…教えて進ぜよう」 と打ち明けたりするんすな。そうすると村人は喜んで謝礼してくれる。まあそれで修験者は旅ができるので。●修験者を家に泊めるというのは江戸時代の流行だったらしく、馬琴さんもそういう旅の修験者から冨山(とみさん)にまつわる伝説を聞いたんじゃないかと。「あの山には妙見菩薩と犬神の伝説が…」 そこから着想を得て八犬伝を描いたのかな…と。でも修験者の話をパクったとも言えないので「夢の啓示」としたと。どっちでもえーんすが…。●房総半島と賀茂氏…というのは阿波の忌部氏に関わってくるんだろうけど…話の本筋じゃないので割愛。というか書くの面倒くさい。●ペルシアというと何でか「宮殿の上に浮かぶ月」というイメージがあるんですが…どっから来たんだろうなアレ。イランに古代から月をトーテムとする信仰とかあったのかな。ネットで漁ってもよくわからない。 あるいは傘下国の大月氏が持ってた月信仰を、ペルシア帝国が吸収し、それがペルシア=月というイメージになったのか…。●まあイランといえば…拝火教ですね。火を拝む。ゾロアスター教。たぶんゾロアスターが出現する以前から古代拝火教みたいなのが存在してたと思うんですが。 そのルーツはどこか…というとシュメールだと思うんです。●このシュメール文明ってのも謎の消え方しますね。 その後の古アッシリア王朝というのもいつの間にか歴史から姿を消し、何百年かたって中アッシリアという王朝がおこる。なんか民族が入れ変わった的な。 じゃあ消えた人々はどこさ行ったか。たぶんイラン高原だと思うんですけどね。そこで原始拝火教みたいなのが発生した…。●この原始拝火教が、中央アジアの遊牧民に伝播し、色んな部族の信仰・神話になったと思うんですけどね。仏教、原ユダヤ教、キリスト教、北欧神話、ギリシア神話、そして神道…。あるいはアメリカの先史文明…。 たとえば拝火教にマギ(Magi、Magus)って神官いますね。これが西へ行くとMagicianになり、東へ行くと「まじなう」あるいは「まじない師」…。 仏教でもシャカの父親はマギだという説があるそうな。マジかよと。●オオカミと月を神格化する信仰はたぶん大月氏が持ってたと思うんですが、これもルーツをたどると拝火教に関係するかもしらない。 じゃああ中央アジアの遊牧民はみんな「月と狼」か…というと違う感じすな。 北欧の少数民族はフン人発祥というけど、北欧神話でのオオカミは悪役です。有名なのが悪狼フェンリルであり。オーディンさんを頭から丸飲みにしようとする。 そういえばフン人(匈奴)と大月氏って仇敵同士だったよなという。だから大月氏がトーテムとしてた狼を悪役にしてるのかなと。●このオーディンの危機を救ったのが、オーディンの息子であるヴィーザルという森の巨人。この人ってけっこう古代史の鍵を握る重要な人だったと思うんですが…。なにしろインドのヴィシュヌと同一視されてます。●英語で魔法使いといえば先のMagicianの他にWizard、Witchってありますね。この森の巨人ヴィーザル(ヴィシュヌ)がWizardの語源なんじゃないかなと。 WはVに変化するのでヴィザルドと読める。ヴィーザルに仕えまつる神官、すなわちウィザード…。 Witchのほうはヴィクと読める。ヴィクといえばインドのBhikkhu(比丘・修行僧)を思い出すんですが。ウィッチというのは「魔女」と訳されてるけど本来は性別関係なかったらしい。つまりウィッチとは仏教の僧侶と似た存在だったんじゃないか…。●じゃあヨーロッパ人って仏教徒だったのか…というのは「インド・ヨーロッパ語族」という言葉を思い出してください。根っこは同じという事です。その根っこの主要な部分に原始拝火教があり、その根から生じた枝葉のはじっこの方に日本もある。 アタ族の王オオヤマツミが祭られてる神社の名前が大山阿夫利神社。アフリ=アフラ・マツダ=アブラハムです。●このヴィーザルは日本に来ると何になったか。荒脛巾(アラハバキ)です。名前全然違うんですが。 ヴィーザルは「強い靴」を穿いており、その強靭なかかとでフェンリル(インドではアスラ)のアゴを踏みつけたという。 強い靴=荒脛巾を結びつけるのは強引臭いんですけどね。でも日本に残るオーディンさんの影があまりにも濃すぎるので。その子息であるヴィーザルさんの足跡が残っててもおかしくはなかろうと。●フェンリルに呑まれそうになる父オーディンを助けたヴィーザル。それと似た神話が、なんでか讃岐国(香川県)にだけ存在する。讃王神話というそうですが。 讃留霊王…サルレオ…なんだか日本ばなれした名前ですが…。その人が誰なのかは神櫛王だの武殻王だのとはっきりしてない。しかもこの神話の主役は「一介の兵士」であって讃王なんもしてない感あるすな。まあそれはそれとして…。●ただ神櫛王が祭られてる神社の名前を見て茫然としたんですが…。象頭山のそばにある櫛梨神社。 クシ=巨人。 お後がよろしいようで…。