諏訪俊夫
そうかカモ族とアタ族は敵対してたのか…。うーん?
●伊豆の大三王子=大国主=カモ族だと思ってたんですけどね。
でも大国主のゆかりの深いところ見るとたいていAT・ASがつくので。
敵対してるのになんでアタラ島なのという。なんでアタゴ神社に祭られてるのと。こういう点が混乱してくるんですけどね。
あるいは敵対してたけど後で仲良くなった(結婚した)んではないかと。…まあそういう話もあるんですが。
●前々回に何気なく「諏訪と塩」のこと書いたけど、あすこもフシギな場所すな。
何しろAT・ASが一個もないので。
すっきり…爽快みたいな(ぇ
●だからこの土地はヨソとは波長が違うんじゃないか、新しい土地なんじゃないかと思ってたんですけどね。
諏訪大社の主神はタケミナカタという神様らしいけど…調べたら…あらま。大国主(大三王子)の御子息だったのね。
●大国主はすでにスセリヒメという奥さんいるのに、糸魚川のヌナカワヒメという女性に「妻問い」して、それでタケミナカタが生まれた。なんかゼウスの話思い出す。
以前姫川のこと書いた時はよく知らなかったんですが、ヌナカワヒメは姫川の名の由来になった人らしい。ほー。
なんとなく…沼沢沼のヌマ御前とノリが似てる気がするんだが…。
●おいらてっきり諏訪に塩(あるいは海産物)を運んでたのは太平洋側だろう、熱田神宮だろうと思ってたんですけどね。諏訪から名古屋にかけて塩街道というのが走ってるので。
途中に阿智(あち)とか足助(あすけ)とかいう地名があるし。
●でもタケミナカタのお母さんが日本海側の糸魚川に住んでたなら、そこに何かあるだろうと思って見てみたら奴奈川(ぬなかわ)神社がある。
んでもってその神社からちょっと西に行ったところに厚田(あつた)という地区がある。
●日本海側と太平洋側に「アツタ」があるので。てことはヌナカワヒメもアタ族じゃなかったかという話になるので。熱田神宮も高志国もアタ系列じゃなかったかという。
このダブル・アツタから諏訪は塩・海産物を潤沢に受け取ってたのではないか。
「運河」で運んでたんではないかと。まあ運河のことはともかく…。
●つまりこういう大国主の妻問いの話が、古代におけるカモ族とアタ族の融合をしめし、現代から見ると「あたかも」一体のように見えてしまうんじゃないかと…。こう思ってるわけで。
うまい事…書いたのかな。どうなのかな。
●古代史って…たとえば何十枚、何百枚もレイヤーを重ねた絵と同じで、違うものを同一に見てしまう事がある。頼朝と家康を同一に見てしまうことがある。
逆に、別な人物かと思ってたら同一人物だったりすることもあるわけで。
まあそういうのが面白いところでもあるんですが…。
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