アントワープ
べつに火を使うのは製鉄だけじゃないすな。煮炊き、窯業、製塩…。「鳥の海の干拓」に出てきた明永・明保兄弟の父親が「塩釜大明神」だったのを思い出しつつ。
●他に「アタは女陰だ」という説明があってウホッとなるんですけどね(なんで)。
昔の言葉でホトという。火処と書く。
でも女陰=火処=製鉄の炉というのを何かで見たんだが…。やっぱり製鉄に関係するらしい。
●でもってAS・ATにはけっこうな確率で巨人伝説がつきまとう。巨人で製鉄ったらサイクロプスがパッと出てくる。一つ目の巨人。
でもほかに隻眼の巨人といえば…北欧神話にいたすな。おなじみオーディンさん。
●このアース神族の出身というのが、名前のとおりアスガルズという場所なので。
どこにあるのかと思ったらドン川の東のアシア…のタナクヴィースルの…さらに東にあるという。とっても東な場所。
●つまり北欧の人は「自分らは東から来た」と信じてたってことですね。スキュタイ人が東からきた証明の一つになりますな。
そのもといた土地(アスガルズ)…というのが日本だった。とまでは行かなくても、せいぜいカスピ海の周辺とか中央アジアだろう。東アジアとは関係ないだろう。
…と思ってたんですけどね。
●でもこのブログ(嵐雪の狭山茶庵様)を見てたら…はうっとなったんですけど。
周代の斉人は白人系だったという。でもって漢代の斉人は中央アジア系。今の山東人はアジア系だという。ぶ、び、びっくらこくよと(ぉ
●中期縄文人がコーカソイドの要素をもってた事は薄々気づいてましたけどね。でも想像を超えて白人系の人種が東アジアに住んでたみたいすな。
ひょっとしたら当時の東アジアって白人系の「本貫」の土地だったのかもしらない。アスガルズだったのかもしらんですよ。
●周の始祖である古公亶父も昔は「ヒン」に住んでたけど、異民族に追われて中原の近くの岐山下に移り住んだとちゃんと書いてありますね。どこからともなく現れた人々だったんですよ。
で、古公亶父の長男である太伯が日本に移り住んだという伝説がある…ということは以前書いたすな。蛇足。
●それがどうして居なくなったのか…。中央アジア系というのは秦で、アジア系というのが漢(楚)だとは土井さん程度の想像力でもわかるんですが。
周が秦に倒されたあと、その秦は楚に倒されますね。漢じゃないです。もともと秦を倒そうって言ったのは楚の項羽で、劉邦はそれに乗っかった形であり。秦打倒の主力は楚だったんですよ。つまり江南人。
●じゃあ白人系の人種はどこ行ったのか。周辺の遊牧民族になったのか。それこそヨーロッパまで移動したのか…。それでアスガルズみたいな神話上の土地を生み出したのか…などと。
トンデモ話は…やめられんすな(ぉ
●そういえばベルギーのアントウェルベンという町の由来がアンティゴーンという巨人で…。
これも蛇足臭いので略。
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