足助
●前回日記の題に「アシュケナズ」と唐突に書いたけど、あれはヘブライ語でドイツという意味すな。聖書にアシュケナズという人が出てくるんです。
●古代にスキュタイという騎馬民族がいて、こいつらが中央アジアを右往左往してたことは知られてますが、ユダヤ人はこの民族をアシュケナズと呼んでた。
ノアの子ヤペテの子がアシュケナズであり、スキュタイ人はその末裔だと信じられており。ドイツ人はスキュタイ人の子孫だと思われてたわけで。
●一口にスキュタイといってもかなり広範囲に住んでた。馬の機動性を利してヨーロッパから中国の北方にまで及んでた。んでもって製鉄&古墳文化をもってた。
んでもってAT・ASのつく地名をごっちゃり残す。
●カザフスタンの首都がアスタナで、トルクメニスタンの首都がアシガバードで、カスピ海沿岸にはアストラハンとかアテラウ、アスタラとかある。AT・ASの発祥地ってここじゃないかなと思うぐらい。まあそれは考察の余地ありだけど…。
●こういう騎馬民族が、ある時代に劇的な大移動をはじめるんすな。よく知られるのがゲルマン民族の大移動。でも他の時代にもそれがあった。たぶん無数にあった。
比較的有名なのが前1200年のカタストロフというやつです。
●原因はよくわかってないそうだけど、個人的には中国に統一王朝が出てくると起きやすい気がする。前1200年ごろといえば殷の武丁という皇帝が積極的な北伐を行なってます。これで騎馬民族が「玉突き現象」を起こすわけです。それで西や東に大移動をはじめるわけで。
●ギリシア人の祖先がこうして地中海に押し出されてきた騎馬民族であることは間違いないと思うんですが、トロイア人の祖先もそうだったんじゃないかなと。どっちも中央アジアに住んでた親戚同士。
かたやアテネに住み、かたやアスワに住み…。仲良く喧嘩しなと。
●そういえば現在のトルコ人の祖先も中央アジアの遊牧民(トゥルク)でしたな。なんか中央アジアからトルコに流入して来やすいルートでもあるんだろうか…よく知らないけど。
このスキュタイ人の一派が…どうも日本にも来てたらしい…というのは…大声じゃいえないけど、よく言われる話。
まあその話は後日…。
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