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土井平蔵の中庭

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ヤノマミ

●大洋と大洋をむすぶ運河というのはあくまで50%ぐらいの想定で「あったんではないか」という話なので、まあ眉唾で見てくんさい。

●アメリカ横断ルート
 これは大西洋側のセントローレンス川から、五大湖→ミズーリ川→ボンネビル湖をへて太平洋に通じるルートです。ボンネビル湖というのは(前述した)現存しない古代湖です。
 五大湖とミズーリ川の中間には湖沼が散在しているため、ここにも巨大な湖があった可能性があります。
 他にもミシシッピ川ルート、リオブラボデルノルテ川ルートなど複数のパターンも考えられます。

●メキシコルート
 メキシコ湾のコアツァコアルコスから、太平洋のサリナクルスへ通じるルート。テワンテペク地峡というそうなが。
 コアツァコアルコスの南部にはかつて内海があったような低地があり、中間の山岳地帯にも地面を切ったような跡がいくつも見られる。コアツァコアルコスはオルメカ文明の都であり、よくモアイ像で引き合いに出される巨石人頭像が有名です。
 またユカタン半島は概して平べったい半島ですが、そこにも縦横に運河が走っていた形跡があり、その周辺にチチェンイッツァなど有名な遺跡が乱立してます。

●ニカラグアルート
 カリブ海側のサンファン川から遡上してニカラグア湖→マナグア湖をへて太平洋にいたるルート。
 ここが一番存在していた確率の高いルートです。現にマナグア湖からカリブ海までは河川でつながってます。ひょっとしたら古代はニカラグア湖とマナグア湖はひとつの湖だったかもしれません。
 ちなみにサンファン川の河口付近は「アトランティコ」という地域だそうな。

●コロンビアルート
 カリブ海側のアトラト川から、太平洋側のサン・ファン川(前述のサンファン川とは別の川)を結ぶルート。
 この地域の地図は解像度が粗くてよくわからないのですが、この2つの河川はどうも上流部分でつながってる?感じです。WIKI先生には「パナマ地峡を通る運河の中継地にする計画が一時期あったが」とある。
 アトラト、と来てその河口付近にはやっぱり「アトランティコ」という県がある。偶然だろうけどね。

●オリノコ川、またはアマゾン川ルート
 これらはわかりやすいので割愛。

●パタゴニアルート
 これは現在しています。ちょうどよくスパッと切れたような感じです。
 なんだこれだけじゃんけと思うでしょうが、その切り口の幅は4キロもあります。しかもこの海峡がなかったら船舶は大まわりして危険な外洋を航行しなければなりません。逆をいえばこの海峡があるおかげで船はずっと安全な内海を航行できるのです。やっぱり「音戸の瀬戸」的な意図的なものを感じるのです。

●あくまで可能性の話なので、一個もなかったかもしれないし、逆に無数にあったかもしれません。かのルイジアナの大運河群を建造した連中がこういうのを造れない筈がないという類推でやってます。
「登るのが面倒な高い山脈を叩き割って大陸であった場所に海峡を作り」というヘラクレスの伝説を信じるしかありません。

●とここまではアメリカ大陸だけです。他の地域については…指の筋力が許すかぎり(ぇ
 こういうのを見ると、メソアメリカ文明と先ポリネシア文明の結びつき、エジプトと中米にピラミッドがある理由、縄文土器がエクアドルで発見される理由などが、何となく見えてくると思います。また大運河が存在していた地域には高確率で文明が発生しています。
 パタゴニア…は知らんけど。色々超越してるけど。
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