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土井平蔵の中庭

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ネーレウス

ソコトラ島はかつて海のシルクロードの寄港地として栄え、その島でとれる龍血(シナバル)はローマやヨーロッパ、中国で珍重された…という。
 エジプトの歴史にも出てくる伝説のプント国もこのあたりにあったのかもしらない。知らない。

●で主要港があったであろう中心地のハディブ周辺にはこういう遺構があって嬉しくなってしまうんすが…これはハッキリしすぎてるし、だいぶ新しい感じがする。

●着目すべき場所は島の中心にある台地上にあります。龍血樹が生えてるあたり。このあたりは標高500m前後で、麓から登るには一苦労すな。
 ただの岩肌でねーけ…と思われるかもしらんすが、拡大してよく見ると細かい道が走ってるのが見てとれます。こんな人も住んでないような台地上には不必要なほどに。

●でよくよく見るとゴツゴツした岩肌には人工物的な規則性があるように見える。私にはどうしてもここに集落、もっといえば町があったとしか思えないのです。
 ソコトラといえば海上貿易で栄えたはずなのに、台地上は関係ないだろうと思うんすが。

●と思ったらやっぱりWIKI先生にも「石灰岩台地」と書いてあったすな。そう、アトランティス人の大好きな石灰岩です。
 アトランティス人はなんでもかんでも軽石で建物を造ってたとは思えないんですが、オリハルコンは金と同様に珍重されていたというから、重要な神殿には使ってたでしょうな。

●でここで新島の話になるんですが、色々調べてようやくこんな大神殿を発見しました。
 目のさめるような見事な遺構です。もう、来てたであろうと。やつらは。

●というのは冗談ですがね。でも島民の人もこの島に漂う「地中海的」な雰囲気を感じとってこんなモニュメントを造ったとも考えられ。
 それはさておき島の東岸にある洞窟がちょっと気になりました。船じゃないと入れないような洞窟。じつはこれと同じものが地中海のマルタ島にもあるんすな。
 こういうのを見た人間は「あ、海底神殿」と錯覚するんじゃなかろうかと。「あ、龍宮城」と。つまり一種の演出です。

●で他にもないかと思って探したらこんな隆起がありました。かつて周囲を石垣で固めていたような印象を受ける。
 こんなん自然にできたもんだろう、あるいは最近盛ったもんだろうと言ってしまうとモトも子もないすが、これと同じようなものを他でも腐るほど見かけてるので、なんとなく気になった次第です。
 遺跡かどうかの真偽はともかく、こういう小丘状の構造物が、後年の古墳やピラミッド、あるいはストゥーパになったんじゃないかと思ってまつがね。
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