ウチの母方の先祖にアイヌの人がいるのいないのという家系伝説があって、なんだかはっきりしないけども、私の中ではそれをアイデンティティのひとつにしてしまうほど明確な"事実"になっている。
近ごろ何かヒントにならんかと思って、アイヌの音楽をしみじみ聴いてたけど…あまりヒントにならなかった。
むかしアイヌ神謡集というのを読んで、そこから受けた豊穣なイメージと、トンコリ(琴)の鎮静の響きとが一致しなかったからかもしれない。
http://www.youtube.com/watch?v=endv3PVpXFg
アイヌの音楽は同じフレーズのくりかえしで律動的であり、トンコリの律動によって奏者自身が癒しを得ているような感じがする。血わき肉おどるというようなものではなくアンビエントに近い。
色々いじくれば何とかなりそうな気がしたけど、そうすると本来アイヌ音楽のもつ鎮静性や治癒性のようなものが失われてしまう。なにか不敬な感じがしたのでやめた。
そういえばウチに琴があって、それを何げなく弾いて遊んでたことがあるけど、その時テキトウに弾いてたメロディが、トンコリのメロディとほとんど同じだった。
琴の胴に耳をつけながらポワ~ッと恍惚と聴いてたけど、ご先祖の記憶でも刺激されてたんだろうか。
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ということでMUZIEに「Black Rabbit」という曲が掲載になりました。
元ネタである「Lapin Noir」は終わってしまったんですが(何)
しかし、まあ、こういうのは本人のドルック次第で何とかなるだろうと。
新しい日本語だそうです…。
なにはともあれ収録お疲れさまでございました。長編なだけに感慨もひとしおでしょう。
冷凍庫の中に(たぶん母親がやったのか)桃の缶詰の中身がタッパに入ってて、
「こんなに凍らせたらすぐに食えないだろ」
とぶつぶつ言いながら、下の冷蔵庫のほうに移し変える。
一晩たってもやっぱりちょっと凍ってる。
そのときフト、
「このちょっと凍った桃の、このくぼみのところに、アイスでものっけたら、どうだろう」
というのを思い出し、爽とかいうアイスをのっけて、食ってみたら…
もう、そら、あんた…(なんだ)
ときに次の曲で歌っぽいものでも付けようかと思って、例のシンセで色々やってたんすけど。

声っぽくは…なるよ。やろうと思えば。
ワーもできるし、ラーもできる。ウォーもできる。
でもそういえば前に、冬さんからいただいたアカペラのMP3があったのを思い出し
それを利用してできないか。
サイトのMP3のページに、「Bricky Season」という曲を掲載しています。
原曲はtown_01.midです。
レートは64kbpsです。音質は考慮に入れてません。音割れ続出です。
近ごろ音質~音質~とうなされるようにやってたので、その反動みたいなもんです。
外国の学校は秋が卒業だというのを聞いて、そこからなんとなく生まれた曲です。
証書の入った円筒のポッコ(?)を胸に抱きつつ、枯葉まいちるレンガ道とか歩いた日には
メランコリーで愁殺されるんじゃないかと…。
あの円筒のことをなぜか個人的にポッコと呼んでしまう。
フタあけるときポッコと音がするからかな。
Synth1って今年に入ってから相当更新されてたのね…。旧版ずっと使ってたよ(汗)
バンク数が100まで…す、すごい。
位相コントロール追加、ポリ数32、ユニゾンボイス数8、サブオシレータ追加…。
どう考えても使いこなせそうにないけど(滝汗)
ところでMUZIEの曲を何曲か撤去しました。
Silver Rancer
Over the Milky Way
秋色 Bitter Sweet
Racing Fantasy
ですな。
あらためて聴いたら音質とかアラとかが気になって、また作り直そうかなと。
なんでも作ったあとは「これ以上のもんは作れない」と思って出すわけだけど
まだ1年かそこらで、自分の中でどんどん古びていくんすな。
こういうアレンジ作業とかはもっと早くにやってればよかったんだろうけど、昔は
今みたいにフリーで良いシンセなんかなかったもんで。
というかネットにもつないでなかったんで。
パソコンで曲作ってるのは自分ぐらいなもんだと思ってたもんな。
ほんとびっくりしたよ。ネットつないだ時は…。そりゃもう海千山千…。