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土井平蔵の中庭

遍照金剛

●あれ…なんだっけ役小角のことだっけ…。修験道ってのも何ていうか…アレ系な感じなんだけどね。仏教とも違う。神道とも違うで。何だかよくわからない。

●調べるとやっぱりカモ一族に所縁のある人みたいすな。伊豆に流されたっていうけど…ホントにそうなのかなと。もともと伊豆とか富士に由来のある人なんじゃないかなと。

●賀茂一族から三輪氏という分家が出てきて、その三輪系統の人みたいすなオヅヌさんは。
 そういえば三輪山麓に箸墓古墳ありますね。箸墓古墳の主って誰でしたっけ。
 …まあ書かないでおくけど(書け

●まあ卑弥呼だという話ですけどね。おいら卑弥呼も三輪系の人だと思ってたんですけど近ごろ尾張氏の人だという非常に説得力のある御説を見てそっちに流れており。
 え、じゃあ卑弥呼は大和朝廷とは関係ないのと思われるかもしらないけど、大和朝廷の体制に組み込まれた国津系の人だと思ってます。大和朝廷は天津系といいつつ構成員の9割方は国津系だったんじゃないかと。まあそれはそれとして…。

●かつて国津系(カモ氏)の祭祀を司ってた人々が、後年「修験者」になったんじゃないかなと思ってるんですがね。いわゆる山伏ですね。
 もう無数にいたので誰が誰だかわからない。何かやっても名前がわからない。わからないから「役小角」という巨大なキャラクターを造りあげてその人の仕業にしてしまったという。
 いやもう一人いたすな。お大師さんこと空海上人。

●空海上人は佐伯氏であってカモ氏じゃねーじゃんと思われるかもしらないけど、お母さんの実家がカモ氏の末裔なんで。阿刀(あとう)氏ですよ。ほーら出てきたATが。
 しかも空海に学問を授けた人も阿刀大足というお祖父さん(伯父という説もあり)ですね。つまり役小角も空海も同族だという話になるわけで。

●んでもって各地に役小角伝説やら、空海伝説やらと似たような伝説を残してる。でも実際やったのは彼らじゃないとよく言われますね。じゃあ誰がやったのか。
 各地をめぐり歩いて妙薬授けたり、温泉開いたり、橋かけたり、田んぼ開いたり、水路掘ったり…。

●古代にそういう集団がいた。けど忘れちゃった。だから役小角と空海のした事にした。でも案外昔話とかはしっかり記憶が残ってるんすな。
 鳥の海の干拓(wikipedia)

●巨人ときて兄弟ときて鳥ときたら…ほーら。アレだ、アイツらだ!(何だ!
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