いさりび
以前MUZIEで出した同名の曲(Mirage on the Sea)とは違って、原曲(神殿5)に近いVerです。
個人的に「不知火」というと、有明海とか富山湾ではなく、青函連絡船に乗った時に見た
イカ釣り船の漁火だったりする。
球場のライトみたいな、やたらまぶしい光が、暗い海面にびっしり並んでるやつ。
その時深夜で、しかも海霧がかかっていたので、よけい神秘的に見えました。
海霧がぼやーっと白く、ドーム状に照らされてるわけで。
ああいうのは照明技術の発達した現代的な風景なのかなと思ってたけど、江戸時代の
紀行家である菅江真澄という人が、下北半島で同じものを目撃している。
「あれは何だ」と地元の人に聞くと、
「塩光とも"しほたま"ともいふ」という答え。
しほたま
いいですね…。
あえてやまとことばで書いてるところに菅江翁のこだわりというか、詩心を感じます。
"しらぬい"とは全然関係のない話で。
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